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まだまだ、若いものには負けん! 男子カーリング世界選手権、ジェフストウトン15年ぶりの優勝

先週、カナダはレジーナで男子カーリング世界選手権が行なわれた。一昨年はイタリア、コルチナダンペッツォに日本代表、常呂の敦賀君チームを応援に行ったのだが、今年はパシフィック選手権で全くふるわず、予選落ち。日本代表がいない、少し寂しい世界選手権ではあった。それしても、あの韓国チームにすら勝てなくなってしまったのか、日本男子カーリング。寂しいなぁ。

TV観戦で、目を疑う選手が出ていて驚いた。なんと、カナダのチームはJeff Stoughtonジェフストウトンじゃないか!? ジェフはカーリング歴37年の大ベテラン。1996年に世界選手権を制している。その後もカナダ代表を3度勝つなど、華々しいタイトルホルダーではあるのだが、パワーカーリングが台頭してきたカナダで、細身の彼が代表を勝ち取ってきたことに驚いた。

あいかわらず、地をはうような美しいタックスタイルのクラシカル投法。
ストウトン


もともと、トリプルテイクはできるパワーはあるのだが、オリンピックの金に輝いたケビンマーチンやラスハワードのチームに比べて、馬鹿じからのあるチームではない。

今回の選手権でも以前とさほど作戦もかわらず、伝統的な作戦でパワーに頼るニューウエイブをきりきり舞いさせる試合展開はまさにいぶし銀で、あらためて、カーリングの奥深さを見た思いだ。

ともかく正確なドロー系ショットとオーソドックスな作戦が光った。若いチームのたった一投のミスショットを逃さない。ケビンマーチンがパワーカーリングの時代を切り開き、流行させているのに抗して、ジェフは正確なドロー系ショットと沈着冷静な試合運びが持ち味と言えるか。柔よく剛を制すカーリングでパワーカーリング全盛のカナダ予選を勝ち抜いてきたと思うと、感激すらしてしまう。

決勝はスコットランドの若手チームと対戦。はでな展開は少ないが、相手が一つミスをすれば着実に点につなげ、1点ずつ積み重ねて、じりじりと引き離す。8エンドまで点差が開かないタイトな試合をしていたのだが、ついに9エンドでスコットランドのスキップに大きなミスが出てしまい、根負け。こういう大舞台では経験がものをいうのだなぁ。

15年ぶり、47歳で2度目の世界チャンピオン、おめでとう!多いに励みになります!

さて、我がスウェーデン、チームエディンはやってくれました。予選を同率3位抜けし、惜しくも決勝進出を逃すもOS2位だったノルウェーのUlsrudウルスルを破り、ブロンズメダル獲得!
Edin

ジュニア世界チャンピオン、ヨーロッパチャンピオン、OS4位、そして、世界選手権3位と着実に実績を積み重ねてきました。ソチ五輪がとても楽しみなチームです。

ちなみに、今年の男子ジュニア世界選手権をスウェーデンが制しました。女子に比べて、やや見劣りしていたスウェーデン男子ですが、若手が力をつけてきました。日本も何とか巻き返して欲しいですね。
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スウェーデン女子カーリング選手権決勝:Lag Hasserborgチーム ハッセルボリ優勝

昨日、スウェーデン女子カーリング選手権が終わった。結果は地元のカーリングクラブ出身のチームハッセルボリが優勝。Sundbyberg curling klubから女子のチャンピオンを出すのはクラブ史上初ということもあり、クラブにとっても非常に輝かしい結果となった。

優勝  Team Hasserborg (Skip Anna Hasserborg)  Sundbybergs CK Stockholm
準優勝 Team EGA (Skip Jonna McManus)      CK Granit Gävle
3位  Team Ahlmarks (skip Anette Norberg)    Karlstads CK
4位   Team AllTele (skip Stina Viktorsson)     Skellefteå CK

チームハッセルボリのアンナちゃんは昨年のジュニア世界選手権で優勝したスキップ。2位のEGAは本年度のスウェーデンジュニア代表チーム。3位のチームはオリンピック金メダル連覇の偉業を果たしたスキップ、アネットノルベリの新チーム。4位が本年のスウェーデン代表でヨーロッパ選手権を制したチーム。

戦歴だけをみれば3位と4位のチームが上なのだが、彼女達が若手に勝てなくなってきた。非常に層の厚いスウェーデン女子カーリング界である。

カーリングは壮年から中年でも世界レベルで戦えるスポーツであったが、今回の選手権を見る限り、その認識を改めなくてはならないと感じた。この4チームで30歳を超えている選手は2人だけだった。

カーリングの質が大きく変わりつつある。女子にもパワーカーリングが到来しつつある。アンナ率いるハッセルボリは他チームに比し、抜群に正確なパワーショットを持ち、男子カーリングのようだった。彼女達はチームワーク、ショットの正確性、パワーと連戦を乗り切るスタミナ、そして苦境を乗り切る精神力のいずれも他チームより抜きん出ていたように思える。

残念ながらノルベリの時代は終わりつつあるようだ。次回のオリンピックではバンクーバーまでの時代とは全く異なった女子カーリングを見ることになるだろう。

作戦会議。左が今年のヨーロッパチャンピオン、チームAllTele、右がノルベリ率いるTeam Ahlmarks
アネットとスティーナ作戦会議

チームハッセルボリ対イェブレ
ハッセルボリの投球

惜しくも決勝で勝ちきれなかったチームEGA。まだ若くて、細い!伸びシロ充分。
Gävle作戦会議

スキップ、アンナのヒット&テイク。


大ピンチのイェブレ。しかし、めがねっ娘のスキップがボトム近くにしっかりドローを決めて2失点でしのいだのだった。どっちもあっぱれ!

表彰式:優勝したチームハッセルボリ
優勝したHasserborg

みんな両親と抱き合って、感激に涙していた。こっちまでもらい泣きしそうになった。

リンクを降りた彼女達は本当に親切で気がつく女の子達なのだ。しかし、アイスに上がると肉食系女子に変わる。特に、スキップ アンナちゃん。彼女の勝負に賭ける気持の強さ、勝ち気は本当にすごい。ショットの時は獲物を狙ったオオカミのようだ。ふだんはとってもやんちゃでお茶目なんだけどね。

Stort Grattis! Lag Hasserborg!

緊急告知;スウェーデン女子カーリング選手権決勝戦は明日ネットで観戦できます。

今日、スウェーデン女子カーリング選手権の準決勝があった。私の所属するsundbergスンビベリカーリングクラブ所属のチームハッセルボリは前スウェーデン代表チームを破り、リーグを一位抜け。もう一つのリーグを一位抜けしたのは、なんとチームノルベリを破った、今年のジュニア代表チーム。

昨年のジュニア世界選手権覇者のチームハッセルボリと本年度のジュニア代表チームの試合、そしてチームノルベリと昨年のスウェーデン代表チームの2試合を本日観戦してきた。

もう、すごいのなんのって。感激した。ショットは正確なうえ、どのチームもパワーが男勝り。レイズヒットは当たり前。女史といえどもトリプルテイクができるパワーがなくては世界では戦えないことを痛感した。

この4チームすごいわ。どこが世界にでても上位で通用するだろう。

パワーでいえば、ちょっと引き合いに出して申しわけないが、彼女達のパワーは日本男子代表チームに匹敵する。世界はそういう時代だ。残念ながら、日本は男女とも相当、おいてかれている。

なんと、スウェーデンのエリートリーグを制したチームハッセルボリがジュニア代表に破れたのだ。そのため、明日はハッセルボリとアネットノルベリが日本時間の夜7時に戦う。

こちらのアドレスで観戦できるので、カーリング愛好者は是非、見て下さい。すごい試合になることは請け合いです。

Curling kanalen

そして、決勝は日本時間の夜中の2時にあります。現在のスウェーデンのレベルを見ることができます。

是非、ご観戦を。

会場で、思いがけなく元男子カーリング代表スキップ、世界を3度制した伝説のスキップ、ペイヤ リンドホルムにあった。フィルムがすり切れるほどこの人のビデオで勉強したものだ。もう、感激の出会い。サインをもらって、写真をとったのだ。えへ!超ラッキー。

女子カーリングにもパワーの時代が到来。スウェーデン選手権女子観戦。

今日から女子カーリング、スウェーデン選手権が私のホームリンクのSundbybergスンビベリで始まった。スンビベリカーリングクラブを本拠地にするチームHassergborgが今年のスウェーデン代表と戦う一戦を観戦した。

チームハッセルボリはカナダを破り、本年度のジュニア世界選手権を制したスウェーデン次代の超ホープ。相対するチームの他に前回OSで勝利したアネットノルベリをスキップに招聘したチームシッシ(前回世界選手権4位)とスウェーデン女子カーリング界には世界レベルのチームが4チームはある。

中でもわがチームハッセルボリは登り竜の勢いなのだ。

すごくしびれる良い試合だった。

とりわけ感じたのは女子のカーリングは新時代に突入しはじめたということだ。チームハッセルボリのパワーはスウェーデンの他のチームと比べても傑出している。ヒットレイズによるトリプルテイクを難なくやってのけるほどのパワーだ。一般男子のパワーよりもずっとパワフルだ。

もはや、中年主体のチームではごまかしがきかないだろう。日本は完全においてけぼりだ。ジュニアからパワーカーリングを念頭に置いた選手育成を長期にわたりできなければ、もう勝てないだろう。残念ながら暗い見通ししか描けない。
プロフィール

ドクトル硝子

Author:ドクトル硝子
2007年よりスウェーデンで働いています。趣味はカーリングとウインドサーフィン、そして旅。のんびり、まっすぐ、仲良く生きるのが好きです。Lagomとはスウェーデン語で”程よい加減””中庸”な感じ。程よい生き方ってなんでしょう?
Välkommen hos Doktor Glass blog. Jag är japansk som jobbar i Sverige. Jag skulle kunna skriva om japansk ämne på svenska. Jag letar efter ett lagom liv. Jag gillar mycket om glass (o^。^o).

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